|blog|Utils| 被リンク元を表示する方法,と自己リンクを除外する手法の提案
Blogger の機能のバックリンク(Backlinks)はトラックバック機能のないブログにおいて投稿した記事へのリンク元を参照できる結構機構的にも面白い方法です. スパムにも強い!
しかしながら,新着バックリンクの通知機能というものがありません.
そこで,新着リンクだけでもチェックできるようにする Tips を紹介したいと思います.
必要なのは3つのサービス.
基本的な考え方は,
- Blog Search で"link:"検索演算子を用いて自分のブログへリンクしているブログ記事を検索する
- 検索結果のフィードを取得する
- フィードを利用する >>
- RSS リーダなどに登録する
- ブログに貼り付ける(Blogger のフィードウィジェットを利用する or Feed2JSを利用する)
- RSS リーダなどに登録する
- リンク元をチェックしてほくそ笑む
具体的な設置方法
ブログの被リンク元を参照するフィードは,以下のように Blog Search 経由で取得します.
http://search.blogger.com/blogsearch_feeds?q=link:your.blog.domain/&hl=ja&scoring=d&ui=blg&ie=utf-8&num=20&output=atom
赤字の部分を自分のブログURL に変えてください.
取り敢えず,RSS リーダ用のために表示件数を20件にしておきます.
緑字はアウトプットするフィードのタイプです. Feed2JS のサービスを利用してブログなどに貼り付ける場合は rss と書き換えてもらうことで文字化けを回避できます.
Blogger ユーザならば,上記のフィードURL を自分のブログのフィードウィジェットとして貼り付けることができます.
旧 Blogger ユーザやユーザ以外の方でも,上記の URL を自分が利用している RSS リーダに登録するとか,Feed2JSというサービスを利用する方法でチェック or 貼り付けることができます.
注意: これは,Weblogs.com へ更新Ping を送信しているブログだけが,その更新情報をキャッチされて参照可能になります. 従って,Weblogs.com へ更新 Ping を送信していないブログはチェックされません.
注意2: このリンクリストは JavaScript による動的表示なので,ブログのアクセスアップなどには繋がりません.
発展 ~ 自己リンクを除外
自己リンクを多用しているブログなどでは,自分が自分のブログの記事を参照する結果ばかり出てきて,他人からのリンクのチェックができない.
そこで,この被リンクリストから自己リンクを除外する方法を紹介.
最も簡単な方法として,Feed Rinse を利用してフィードをフィルタリングしたいと思います.
※ Feed Rinse とは..
登録したフィードに特定のキーワードでフィルタリングを掛ける Web サービス.
このサイトではRSSを特定のタグやキーワード、サイト名でフィルタリングしてくれて、その結果のRSSを返してくれる。via. メールからRSSへ (Feed Rinse.com) | 100SHIKI.COM
残念ながら,Feed Rinse には記事urlやドメインでのフィルタリングは(現在)できないため,著者名(Author)で分類することとします.
1) まず,アカウントを作ります.
ユーザ登録(E-mailアドレス)が必要ですが,無料で直ぐ作成できるので,スッパリ作ってしまいましょう.
2) アカウントを作って,次の画面に移行できたら,フィードを登録しましょう.
フィードは上記のコードです.
3) 登録したフィードにフィルタ(filter)を作ります.
[Modify filter] ボタン(若しくは [Set up rules])を押して,Author で自分のユーザ名を除くようにフィルタを掛けます.
もし,似たユーザ名のヒトがいる場合は,フィルタを追加してもっと絞り込みましょう.
※ 日本語には対応していないようです. フィード内容が日本語でも構わないけれど,フィルタの条件に日本語は使えないようです.
Channel とかありますが,今は関係ないです.
4) フィルタを作ったら,フィードアイコン()をクリック. リンク先のアドレスを,RSS リーダや上記にある方法でブログに貼り付け,更新チェックをしましょう.
最後に
長くなりましたが,以上は『自分でコードを書かない』『お金を掛けない』方法で,Backlinks をチェックする方法がないかなを思いまして,試しながら実現させました.
少し工数が多いですので,フツーにやりたいヒトは,クリボウさんの力を借りましょう.